通じる韓国語の発音とは!重要なコツ5つだけを意識!

通じる韓国語の発音とは!重要なコツ5つだけを意識!

韓国語には日本語にない発音がたくさんあります。それが、日本人が韓国語の発音を難しく感じる理由であり、また話してみても通じない理由です。ちなみに日本語の発音の数は、他の外国語に比べてとっても少ないので、日本人にとってはおおよそ全ての外国語の発音が難しいらしいんですが。

確かに韓国語には、日本語にない音が多いこともありますが、日本語の中で意識せず使い分けている発音が韓国語では別のスペルということもあります。(発音できるけど日本人にとっては違いがわからない)

意識すべきポイントはいくつかに絞られます。これを意識することで大分発音が良くなりますので、まずはどんな違いや特徴があるのか確認してみましょう!

オとウは二種類

韓国語の母音「オ」と「ウ」は発音が二つあります。

우:ㅜは、小さくすぼまっているイメージ
→口の形をすぼませて「ウ」と発音

으:ㅡは、横に広がっているイメージ
→口を横に引き伸ばした形で「ウ」と発音

어 :ㅏは外に広がっているイメージ
→口を大きく広げて「オ」と発音

오:ㅗは内側に小さくすぼまっているイメージ
→口の形をすぼませて「オ」と発音

日本語にはない発音です。カナルビ(発音をカタカナで書いたルビ)で表現するとどちらも「オ」と「ウ」になってしまいますが、韓国人からすると全然違います。

この違いをなあなあにしてしまうと、全然通じなくなってしまいますし、場合によっては意味が変わって伝わってしまいます。特に地名は要注意!

自分が思っているより大胆に発音し分けることがポイントです。開けるならがっつり大きく口を開ける、すぼめるならぎゅっとすぼめる、伸ばすならきっちり横に口を伸ばす!これに尽きます。

日本語の発音の中にはこのように、口の形で発音を使い分ける習慣がないので、口の動きを小さくしてしまいがちですが、韓国語の発音を正しく発音するには、しっかりと口の形を変えることがポイントです。

パッチム ㄹとㅂ(ㅍ)の発音

パッチムは、日本語にない発音で、子音だけで発音する音です。日本語には、子音だけで発音する音が存在しないので、難しく感じます。特によく出てくるパッチムで、気を付けたい2個を説明します。

<ㄹ>
■英語で表記すると「l(エル)」
■「Milk」のと発音するときの「l」のような感じ
■舌を後ろ側に巻いて「る」と発音
■「る」と発音してはダメ

ㄹの発音は、単語でも文法でも本当によく出てくる発音なので、しっかりマスターしたいところです。つい、「る」と発音してしまいそうになりますが、母音を発音してはいけません。舌を巻きながら「る」と発音するとこの音になります。文や単語中では、比較的発音しやすいですが、このパッチムで発言が終わるようなときは特に気を付けて発音しましょう。

<ㅂ,ㅍ>
■英語で表記すると「p」
■「hip」と発音するときの「p」のような感じ
■口を閉じて発音
■「ぷ」と発音してはダメ

ポイントは、ㅂ(ㅍ)で単語が終わるとき、口を閉じるだけで、あまり発音しないことです。例えば、밥の場合、「ぱっp」のような発音になりますが、上の部分の바を発音したら、「っ」を軽く入れながら口を閉じるだけ。これでオッケーです。ㅍも同じ。

ただし、このパッチムの次にㄴㅁが続くと、「m」の発音になります。代表的なものが、힙니다(はむにだ)ですね。でもこれも、覚える必要はなく、上記のㅂの発音をしながら、니を発音すると、自然と「m」になります。

このように、パッチムの次にどんな子音が続くかによって、発音が変わることを「連音化」や「鼻音化」といって、参考書には、事細かく「このときはこう、あのときはこう」と説明があります。しかし、パッチム1つ1つの発音を理解して、続けて発音してみると自然とそういう発音になってしまうのでパターンを覚えるのではなく、パッチムの発音を正確に発音できるようになることがもっと重要ですし、良い発音への近道です。

가 까 카の違い

韓国語には同じ「カ」のような発音にも3つ( 가 /까/ 카)あります。(子音の違いなので、カ以外にもサ(사/싸)やパ・バ(바/빠/파)、タ(다/따/타)、チャ・ジャ(자/짜/차)なども当てはまりますが、ここではカを例に挙げて解説します。)

<가>
■「カ」と「ガ」の間くらいの発音
■日本人が普通に「カ」、「ガ」と発音する音と同じ
■単語の始めなのか、文章中なのかによって「カ」と聞こえるときもあるし「ガ」と聞こえるときもある

3つ目の『「カ」と聞こえるときもあるし「ガ」と聞こえるときもある』っていうのがポイントです。どの単語だからカだ、ガだと決まっているわけではないのですが、会話中は、こういうことがよく起こっています。

感覚的には、文や単語の先頭に出てくるときはカ、文中や単語の中だとガに近く発音されるようです。

난 간다.(なん かんだ)「私は行く。」

바닷가 (ぱだっか)「海辺」

제가 하겠습니다.(ちぇが はげっすむにだ)「私がやります。」

明確に決められているわけではないので、例外もあるかもしれませんが。

英語でスペルを書くときは、gで書かれます。この発音の特徴は、다(タ、ダ)や바(パ、バ)자(チャ、ジャ)にも当てはまります。

<카>
■音としてはカの発音
■息を外に出しながら強めに発音

ポイントは、息を吐き出しながらということです。ちょっと怒ってるように聞こえるくらい、強めにカと発音します。

とはいえど、ッカとは違うので要注意。ッカと発音してしまうと까になってしまいます。

<까>
■音としてはッカの発音
■「ハッカ」などのハを取った感じ
■息は吐き出さず、むしろちょっと吸う感じ

この音は日本語にもあるので比較的発音しやすいとは思いますが、一歩間違うと카の発音と近寄ってしまいがちです。

ポイントは息を吐き出さないこと。この音が単語や文章内に入っていると発音しやすいですが、文頭にこの音があるときは、特に注意して発音しましょう。

가は、そんなに難しくないのですが、日本人は、카と까の発音を混同してしまいがちです。また、わかっていても使い分けられず、韓国人に通じづらいということもあります。

対して韓国人にとっては、この音の違いが明確です。上記のポイントを頭で意識するとともに、韓国人の発音をしっかり真似するようにすると、この音の違いもだんだん口で理解できるようになってきます。

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「ン」ㅁ ㅇ ㄴの違い

カナルビで表現するところの「ン」は韓国語ではㅁ.ㅇ.ㄴの3つがあります。

これは日本語の発音の中にもある音ですが、日本人はこれを使い分けていません。意識していないので、これらの違いがわかりません。

でもこれは普段から日本人も発音しているので、発音すること自体はそんなに難しくないと思います。

<ㅁ>
■口を閉じて「ン」と発音
■アルファベットで表現するならmの一文字
■「ハンバーガー」と発音するときの「ン」
■もはや「ム」と発音するくらいの気持ちで「ン」と発音

比較的違いが強いㅁ。聞いていてもちょっと「ム」と聞こえるくらいです。「ン」より「ム」を意識して発音するとより通じやすいㅁの発音ができます。

<ㅇ>
■口を開けて喉の奥を締めながら「ン」と発音
■アルファベットで表現するならng
■「ハンガリー」と発音するときの「ン」
■このパッチムの後に母音やㅎが続くときは母音とガ行の間のように発音する(聞こえる)
例) 사랑해 サランゲ 재중아 ジェジュンガ

これは、一回喉の奥を締めることによる発音の変化です。喉を締めたまま母音や、子音の音が強くないㅎの音を発音すると、ngのgの音が強めに聞こえてしまうのです。やってみると自ずとそうなります。細かく言うとガ行というよりは、ガ行と母音の間、濁った母音というような感じです。

ただ、ゆっくり発音すると、例えば、사랑..해요みたいに間をとって話すとすれば、「サラン..ヘヨ」になります。

<ㄴ>
■舌を口内の上側につけて「ン」と発音
■アルファベットで表現するならn
■「かんたん(簡単)」と発音するときの1個目の「ン」
■日本人が一番発音しやすい普通の「ン」

日本人に普通に「ン」って言ってくださいというと、大体このㄴの発音になると思います。なので特に意識しなくても発音できるでしょう。

口の動きとしては上記の感じです。単語や文章の中で、特にㅇと使い分けにくく感じてしまうときは、このポイントと意識するといいと思います。

長音がない

長音とはスーパーなどの伸ばす発音(ー)のことを言います。日本語の外来語で多い発音です。日本語の外来語では、スーパーを始め、スター、マーケット、リーダーなど、長音を使う単語が多くありますが、韓国語にはそもそもこの長音の発音が存在しません。

なので韓国語の外来語は、日本語と基にしている英語は同じでありながら、全て長音がなくなります。韓国語の外来語に関しては、日本語の発音と全く違うものが多いので別記事でまとめました!

韓国語の外来語が通じない大きな原因は、日本語の発音につられて長音を発音してしまうことです。違和感を感じるかもしれませんが、完全に長音をカットすることで、大分韓国人ぽい発音に近づけます!

外来語だけでなく、外資企業の名前(スターバックスなど)の長音も全てなくなります。全然違う単語じゃん!!と思うかもしれませんが、韓国では、別の単語くらいの気持ちで発音しましょう。笑

余談ですが、日本語のおばあさんやおかあさんなどの長音に似た発音は、韓国人にとってはかなり難しく、「おばさん」と「おばあさん」の違いがわからないらしいですよ!笑

通じる発音になるための方法

以上ここまでは、日本人が意識すべき、韓国語の発音の特徴でした。これらをしっかり意識することで各段に発音はよくなります!ここからは、発音を良くするため効果的な方法を紹介します。

ポイント

①とにかく韓国人の発音を真似る
②自分の口から韓国語をたくさん発する機会をつくる

とにかく韓国人の発音を真似る

K-POPやドラマなど、自分が好きなコンテンツの中で韓国人が話す言葉をしっかり聞いて、恥ずかしがらず、ひたすら真似しましょう。イントネーションなども含めて、まったく同じように真似することが大事。

発音の構造を理解していなくても、意味がわからなくても、まったく同じように発音できれば、言葉っていうのは通じるものなんですね。なので、韓国人のしゃべり方をコピーできれば、相当通じます。

正直韓国人の話し方は、日本人よりも抑揚が激しく、オーバーな感じに聞こえますが、それくらいやらないと、全然通じません。恥ずかしがってもごもご言っていると、本当に全然伝わりません。しっかり口を開けるなり閉じるなりしないと、しゃべり分けられないんですね。

特に発音し分けられない初級の頃こそ、韓国人のしゃべり方を真似することに徹底してみてください。

自分の口から韓国語をたくさん発する機会をつくる

どんなに一人で発音のポイントを理解しても、韓国人にこの発音が通じるのか、わからないとうっかり間違ったまま、身についてしまうことも。独学しているとなかなか韓国語を話す機会がないかもしれませんが、

・韓国旅行に行く

・語学学校にいく

・オンライン韓国語会話をしてみる

・韓国人の友達をなんとかつくる

などなど、とにかく何でもいいので、韓国語を話せる機会をつくる努力をしましょう。実際話してみて通じると、本当に大きな自信になります。

まとめ:発音は韓国語を口に出してこそ磨かれる

いかがでしたか?参考書にはもちろん書いてあることですが、もう少し深堀りして解説してみました!私が発音を習得する中で、わかったポイントや意識すると韓国人ぽく聞こえるなと思ったポイントをまとめています。

これでも今では発音を褒められることが多いので、この意識は間違っていないと自負しているのですが笑

ちなみに私は留学したこともないし、語学学校に通ったこともありません。年2回くらい韓国に行っていたので、そこで韓国語をたくさん使ったり、ホテルマンの仕事をしていたので、たまに来る韓国人のお客さんに韓国語で話しかけたりしていました。本当にこれくらいしか、韓国語を使う機会はありませんでしたが、なんとか今は通じてます。

もちろん当時は、全然通じなくて恥ずかしい気持ちになったこともありました。でも、話してみないと、そんな至らない自分のことも理解できないんですよね!日本人は本当に、外国語で話すことを恐れがちだと思います。「完璧にできるようになってから話したい」みたいな気持ちがあるみたいなんです。

でもその「完璧」になるために、まずは下手でもいいから話してみないとダメなんです!話す機会もないうちに「完璧」になんてなれないわけです!

恥ずかしがらず外国語を口にしてこそ語学は伸びます!ちょっと勇気がいるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてください^^

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