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文法講座韓国語講座

【保存版】韓国語の助詞一覧!違いと使い分けまで徹底解説

韓国語基本の 助詞をマスターしよう! 文法講座

日本語と本当によく似ているか文法の韓国語なので、助詞も同様に存在します。が、まったく日本語と同じというわけでもありません。

そこで今回は、韓国語の助詞を一挙にまとめて、具体的な使い方とともに解説していきます!似たような表現の違いについても解説してみましたので、「知ってるけど、イマイチ使い方が理解できていないかも…」と迷っている人も、ぜひチェックしてみてください♪

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韓国語助詞一覧まとめ

先に、韓国語の助詞の種類を一覧としてまとめてみます!

韓国語の助詞とされるものは結構ありますが、よく使うものをまとめました。これで会話で使うほとんどは、まとめれているかと思います。

※くくりのタイトルをクリックすると、該当の見出しまで飛べます!

■パッチムによって変化する助詞

~は은/는/ㄴは、
~が이/가が、
~を을/를/ㄹあなた
~と와/과/랑/하고あなた
~(場所)へ
~(手段)で
로/으로学校行く
行く
~も
~でも
나/이나1憶の大金
お茶でも飲もう

■パッチムの有無に関係なく付く助詞

~(場所)に学校行く
~(人)に에게,께,한테あなたあげる
~(場所)で에서ここ会う
~のあなた
~たび、~ごと마다会うたび
~も
~だけだけ
~だけ見ていただけ
~から부터12時から
~まで까지15時まで
までそんなことを言う

■表現の幅が広がる助詞

~のように처럼花のように
~より보다より賢い
~として로서医者として
~さえ、~まで마저まで降る
~さえ、~まで조차さえ
~こそそれでこそ
~であり、~姉であり、母のようだ
~に限って따라今日に限って
~ほど토록あれほど
~しか밖에しかいない
~まま、とおり대로そのまま

■文章を作る助詞

~て、~してご飯を食べ、家に帰る
~と라(라고,라서)マミ言います
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パッチムの有無で変化する助詞

助詞の中には、前に来る単語にパッチムがあるかないかによって、形が変わるものがあります。しかも、基本的な助詞でもあるので、使い方とともにしっかり理解しておきましょう。

~は:는/은/ㄴ

主語に続く助詞「~は」は、続く前の単語にパッチムがない場合は~는、パッチムがある場合は~은です。パッチムがない場合の~는ですが、会話では省略されて、~ㄴのみになることもあります。

ちなみに動詞を連体形するときにも全く同じ는/은が使われます。助詞として使われる場合には名詞の後に付くので、見分けは難しくないとは思いますが、ついでに覚えておきましょう。

◆저는 학생입니다.(私は学生です。)

◆이건 니 꺼야?(これは君の?)※는をㄴに省略

◆밥은 먹었어?(ごはんは食べた?)

~が:이/가

主語に続く助詞「~が」は、続く前の単語にパッチムがない場合は~가、パッチムがある場合は~이です。

会話の中で、特に固有名詞などでパッチムで終わる名前にこの「~が」を付けるときに、「지민이가~(ジミンが~)」のように一見二つの助詞が使われているように聞こえるときがあるかもしれません。この場合、이は助詞ではなく、語調を整えるための이なだけで、助詞として機能しているのは、가の方です。

会話の中では、このようにパッチムで終わる単語に이を付けて語調やリズムを整えることがあります。この「~이가」の使い方はよく出てくるので覚えておくといいと思います。

ちなみに手紙の最後に書いた人の名前を「○○より」と書きますが、韓国語では~가または~이가が使われ、「칭민이가」「민호가」のように使われます。

◆난 여자친구가 있어.(僕は彼女がいる。)

◆선생님이 말했어요.(先生が言いました。)

◆유진이가 알려줬어.(ユジンが教えてくれた。)※이は語調を整える

「~が」の例外として、이것이(これが)、그것이(それが)、저것이(あれが)は略して、이게、그게、저게となります。이と가に全く関係ない形なのですが、これはそのまま例外として覚えましょう。

特に、이게、그게は会話でもよく使う表現です。一応、「これが」「それが」という訳ではありますが、文章の中では、助詞があまり重要ではない文章の中でよく使われます。直訳にこだわらず、フレーズとして覚えておくといいかと。

また、動詞や形容詞の連体形などの後に~게がつくことで「~すること(が)」という意味になります。これも会話でよく使われる表現なのでぜひマスターしたいです!

◆이게 뭐야.(これが何?=これ何?)

◆그게 아니야…(それが違くて=そうじゃなくて)

◆집에 가는 게 싫다고?(家に帰るのが嫌だって?)

~を:를/을

目的語に続く助詞「~を」は、続く前の単語にパッチムがない場合は~를、パッチムがある場合は~을です。~를は、書き言葉でも会話の中でも~ㄹのみに省略されることも多いです。

◆나를 봐요.(私を見てください。)

◆책을 갖고 와요.(本を持ってきてください。)

◆널 사랑해.(君を愛してる。)※를をㄹに省略

~를は、「닮다(似る)」「위하다(~のためにする)」など日本語とは違う助詞が使われる動詞にも、よく付きますので、動詞と使い方を覚えておきましょう。

◆어머님이랑 많이 닮았네요.(お母さんとよく似ていますね。)

◆너를 위해서 한 건데.(君のためにやったことなのに。)

~と:와/과/랑/하고

並列の意味の「○○と××」の「~と」は韓国語では4つあります。違いと使い方は以下の通り。

  • 와と과→文語で使われる。前の単語がパッチムで終わる場合は과、パッチムなしの場合は와。
  • ~랑→主に口語で使われる。前の単語がパッチムで終わる場合は~이랑。
  • ~하고→主に口語で使われる。パッチムの有無は関係なし。

口語では~랑と~하고が使えますが、日常会話では~랑が本当によく使われています。와と과は、本や詩で使われ、話し言葉ではあまり使いません。K-POPの歌詞ではよく出てきますよね!

参考書でも「~と」として一番に書かれていますが、実際の会話ではおそらく~랑が一番使われているのではと思います。人と会話する分には、~랑だけ使えればおおよそ問題ありません。

◆나랑 같아 가.(私と一緒に行こう。)

◆너와 함께 있고 싶어.(あなたと一緒にいたい。)

◆당신과 나는 다시 만난다.(あなたと私はもう一度出会う。)

◆친구하고 약속이 있습니다.(友達と約束があります。)

~へ:로、으로

主に方向を表す「~へ」は、로を使います。「~へ」と訳されることが多いのですが、この日本語訳で覚えるのではなく、“特定の方向へ向かう”というイメージで覚えるのがいいと思います。

◆어디로 가?(どこへ行くの?)

◆이 쪽으로 가면 학교가 있어요.(こっちのほうへ行くと学校があります。)

◆내게로 와.(僕の元においで)

◆새로운 미래로!(新しい未来へ!)

로は、「どこ」や「あっち、こっち」や「西の方」など、漠然とした方向性を指すときに使われることが多いです。また、K-POPの歌詞でよくある내게로 와.(僕の元においで)

という感じでも使われます。これは実際に物理的に自分のそばに来いというよりは、“他の人を選ばずに自分を選んでくれ”という意味です。

またスローガンなどにありそうな、새로운 미래로!(新しい未来へ!)のような言い回しもよくあります。これも今すぐそこへ行くというよりは、“方向性としてそうなりたい”という意味合いになります。

このように関係性としてや精神的な意味での方向性でも使われるので、“特定の方向へ向かう”というイメージで覚えたほうが、イメージをつかみやすいのです。

また로は他にも、以下のような使い方もあります。

  • 【手段】카드로 계산해 주세요.(カードで精算してください。)
  • 【手段】만년필로 쓰다.(万年筆で書く。)
  • 【材料】나무로 만든 상자(木で作った箱)
  • 【役回り】부장으로 임명됐다.(部長として任命された。)
  • 【理由】무슨 일로 오셨어요?(何の用でいらっしゃいましたか?)
  • 【変化】이사로 승진했다.(理事に昇進した。)

このように로は幅広い意味で使われます。日本語では、「~に」「~で」「~へ」に当たるものは大体로が使われるようなイメージ。使い方や意味をそれぞれ覚えるというよりは、たくさんの例文に触れることで、具体的な使い方や言い回しを把握するほうが分かりやすいと思うので、おすすめです。

~も、~でも:나,이나

나はいろいろな使い方がありますが、助詞としての使い方として、「こんなにも」と程度の大きさを表すときに使います。

◆1,000만원이나 모았다니?
(1,000万ウォンも集めたって?)

他にも、「これでもやれ、やっとけ」のときの「~でも」としても使います。また、「AもBも」や「AやB」など、複数の物を同等に列挙する表現としても使います。この場合、「~も~も」や「~や~」と訳されることもあります。

◆시끄러워하지 밀고 공부나 해.
(うるさくしてないで勉強でもしなさい。)

◆너나 나나 마찬가지다.
(お前も俺もおんなじだよ)

나は、本当に色々な訳し方・使い方があるので、辞書的な覚え方をするよりも、具体的なフレーズなどで使い方のパターンを覚えるとよいかと思います。

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パッチムの有無に関係なく付く助詞

以下は、前に来る単語が何であれ、そのまま付けることができる助詞です。ニュアンスによって使い方は複数あるものもあるため、例文で使い方を確認しておきましょう。

~(場所)に:에

助詞「~に」は、에です。前には場所や時間、対象などの目的語がきます。

パッチムの有無に関係なく、에のままで使用されるので、発音変化が起こり、存在がよくわからなくなりがちです。慣れてくるとあまり気にならないかもしれませんが、初めのうちは、聞き取り時には注意して聞くようにしましょう。

◆이 시간에 왠 일이야?(こんな時間にどうしたの?)

◆병원에 가야지.(病院に行かないと。)

~(人)に:에게/께/한테

~에게も「~に」の意味ですが、前には人や動物がきます。

~에게は、敬語があり、前の対象人物が先生や親、上司など偉い人である場合は、~께がつきます。これは話相手が敬語の対象かどうかは関係なく、あくまで助詞が付く対象、つまり話に挙がっている対象が敬うべきかどうかがポイントです。

口語では、~에게の代わりに한테が使われることが多く、文語や書き言葉では、~에게が使われます。ちなみに手紙の最初に宛名として書かれる「○○へ」は、この助詞を使い、「윤호에게」のように書かれます。

◆너에게 준 거다.(君にあげたものだよ。)
◆선생님께 물어 봐.(先生に聞いてみな。)

◆엄마한테 무슨 짓을 한 거야!(お母さんになんてことするの!)

また너에게(君に)や나에게(私に)は、K-POPでもよく出てくる言葉ですが、それぞれ네게、내게と略されます。発音はどちらも同じ「ネゲ」になりますが、スペルを見ると네・내となっていることから「あなた」なのか「私」なのかを判断します。

口語ではスペルがわからないので、前後文脈で判断しますが、分かりにくいこともあり、한테を使った方がやはり分かりやすいです。

~で、~から:에서

主に場所を表現する際に使う「~で」や「~から」は、~에서です。また時間や場所の範囲を表すときの「~から~まで」の「~から」として使うこともあります。

◆집에서 기다려.(家で待ってて。)

◆집에서 학교까지 10분 걸려요.(家から学校まで10分かかります。)

◆2시에서 3시까지 회의있습니다.(2時から3時まで会議があります。)

場所を表す言葉の中で、「どこで」や「ここで」「そこで」の場合は、順当に考えると어디에세(どこで) 여기에서(ここで) 거기에서(そこで)ですが、特に会話では、에が省略され、어디세・여기서・거기서となります。

◆어다서 만날까?(どこで会おうか?)

◆여기서 기다릴께.(ここで待ってるね。)

~の:의

所有を表す「~の(物)」は、의を使います。ハングル自体の発音は本来「ウィ」ですが、この所有の助詞で使われるときは、発音が「エ」になります。このような発音変化が起こるのは、この助詞の時だけで、とてもよく使う助詞なので例外的に覚えておきましょう。

◆이건 나의 교과서야.(これは私の教科書だ。)

◆당신의 이름은 뭐에요?(あなたの名前は何ですか?)

「私の」である나의(ナエ)や「君の」である너의(ノエ)は、これらが略され、 내(ネ:私の)네(ニ:君の)と発音されることが多いです。네はハングルとしての本来の発音は、「ネ」ですが、この「君の」で使われるときは、「ニ」と発音されるので覚えておきましょう。

また「私のもの」「君のもの」という言い方もあり、それぞれ나의 것、너의 것が正式的な言い方ですが、長くて言いにくいので、내 꺼、니 꺼と言われることが多いです。これもよく使われる表現なので覚えておくといいでしょう。

ちなみにこの내 꺼(私のもの)がめちゃくちゃ使われいる曲が、IZ*ONEの”내 꺼야”です。ぜひ参考にしてみてください!笑

~する度、~ごと:~마다

「~するごと、~する都度」という意味です。よく使う言い方が、「~ㄹ 때마다」という言い方で、「~する度に」という意味です。

■내가 연락할 때마다 넌 전화 안 받아.
(私が連絡する度、君は電話に出ない。)

また날마다という表現もあります。날は「日」という意味で、一日一日を表す言葉ですが、날마다は「日ごとに」つまり「毎日」という意味で使われます。

■그녀는 할머니위해서 날마다 음식을 만들어.
(彼女は祖母のために毎日食事を作る。)

~も、~(して)も:~도

並列の助詞です。“これに加えてこれも”という意味です。この使い方の場合は、名詞につきます。

もう一つの用法として、動詞につくこともできます。その場合は、逆接の意味になり、「~しても」の意味になります。~도 돼(되다)はよく使われる文法で、「~してもいい」という意味です。この助詞を使ったイディオムですが、フレーズでまるごと覚えるといいかと思います。

■귤도 사과도 좋아요.(みかんもりんごも好きです。)

■집에 가도 아무도 없어.(家に帰っても誰もいない。)

■이거 써도 돼요?(これ使ってもいいですか?)

~だけ:~만

限定を表す助詞です。「これだけを選択して、それ以外は排除」というニュアンス。“他にいろいろあっても、これだけをピックアップする”というシチュエーションで使われます。

■이거 하나만 주세요.
(これを1つだけください。=これ以外はいらない)

■너만 사랑해요.
(君だけを愛してるよ。=君以外は、いてもいらない)

~だけ:~뿐

これも限定を表す助詞ですが、「これしかない」というニュアンスで、~만とは意味合いが異なり、使い方も少し違います。

いろいろの中から何か一つだけを選ぶシチュエーションでは使わず、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも「これしかない(Only)」的な意味で使われます。この助詞の後には、一般動詞は続きません。

■나한텐 너뿐이야.(僕には君だけだよ。=君しかいないよ。)

■이거뿐이야?(これだけなの?=これしかないの?)

~から:부터

初まりの「~から」を意味する助詞です。「3時から4時まで」のような時間の範囲はもちろん、「ここからあそこまで」といった距離や部分的な範囲についても使います。

また이제부터や다음부터など「今」や「次」という言葉とともに合わさることで、「これから」「次から」など”今後は”という意味で使うことができます。こういった表現はそのまま単語として覚えるのが良さそうです。

◆지금부터 시작이다.(今から始まりだ。)

◆12시부터 회의를 시작했습니다.(12時から会議を始めました。)

~まで:~까지

範囲の終わりを示す意味で基本的に使われます。例えば、「3時から4時まで」のような時間の範囲、「ここまでやれ」のような仕事や行動の範囲、「学校まで」のような距離的な範囲などで使われます。

他にも、「お前まで来るな」のような、それまでの出来事や言った内容を含んだ上で、かつ追加で足されるような場合も使います。

あと独特なのは、「私たちはここまでね」のように関係の終わりを示す表現として、別れ際にも使われたりします。

■알바는 3시까지.(バイトは3時まで)

■공항까지 가주세요.(空港まで行ってください。)

■너까지 왜 이래?(お前までどうしたんだよ?)

■우란 여기까지니?
(私たちは、もうここまでなの?=これでお別れなの?)
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韓国語表現の幅が広がる助詞

さらに表現の幅が広がる助詞を紹介します。中には、「これって助詞なのか!」と思うものもあるのでは?

助詞かどうかは実際どうでもいいですが、辞書的な訳だけでは、意味合いや使い方が理解しきれないものもあります。対日本語訳で覚えるのではなく、助詞の役割や意図をちゃんと理解しておくよう意識しましょう。

~のように:~처럼

形容の助詞です。“○○のように~だ”という意味で使います。~처럼の前に来るものは、名詞である必要があります。「まるで」という意味の마치と一緒に使われることも多いです。

■마치 꽃처럼 이쁜 너.(まるで花のようにきれいな君。)

~より:~보다

比較の助詞です。“これよりあれが”という意味で使います。~보다の前にくるものは、名詞である必要があります。

動詞を使いたい場合は「~するのより」「~することより」という感じで、名詞化する必要があります。よく使われるのは、「~기 보다」「~는것(거)보다」という表現です。

■너보다 내가 더 잘 해.(君より僕がもっと上手だ。)

■니가 가는 거보다 내가 가는 게 더 좋겠다.
(君が良くより私が行くほうがよさそうだ。)
※게は、「것이」の略で、「~ことが」という意味です。

■공부 잘 하기보다 운동 잘 하기가 더 어렵죠.
(勉強ができることよりも運動ができることの方が難しいでしょう。)

~として:~로서

前に名詞がきて、「~として」という意味で使われます。前には、世間的または社会的役割や職業などが来ることが多いです。「~は」という助詞の는を付加し、~로서는「~としては」と、主語として使うこともできます。

■철학자로서 유명한 분이다.(哲学者として有名な方だ。)

■위사로서는 그 걸 허락하지 못합니다.
(医者としてはそれを許すことはできません。)

~さえ、~すら:~마저

마지막と関連した言葉だそうで、「ある状態以上のものが足される、または一つ残った最後のものまで足される」という意味合いがあります。

■오늘따라 비마저 온다.(今日に限って雨まで降る。)
※すでに良くないことが色々あった上で、雨まで降るのかという感じ。

~さえ、~まで:~조차

~마저と似ていますが、~마저の意味に加え「連続的に加える」という意味があります。「~まで、~も」と訳されることもあります。

■너저차 반대하는 거야?(お前まで反対するのか?)
※“お前”よりも前にすでに何人か反対したいる上に、“お前”も反対している様子。

~してこそ:~야

~야は「~してこそ××だ」という言い回しで使われます。また反語のように使われることもあり、「~してこそ〇〇ができる」つまり「~できなければ○○できない」という意味で使われます。日本語訳としては、後者の訳し方の方が自然ですね。

■그래야 사람이지.(それでこそ人だ。)

■몸이 건강해야 공부도 할 수 있어.
(体が健康でこそ、勉強もできる。=体が健康でなければ勉強もできない。)

その他に、~야 되다・~야 하다で「~しないといけない」という構文もよく使います。訳としてはほとんど一緒ですが、~야 되다は“外的強制力がある、状況的にそうしなくてはならない”という状況、~야 하다は“自分の意志的が強くそうさせる、自分の考えでそうしないといけないと思っている”という状況で使われることが多いです。

動詞そのものの意味から考えても、되다は「勝手になる」、하다は「自分でする」という意味合いなので、そのニュアンスの通りですね。一応、そういった細かいニュアンスの違いはありますが、ほとんど似たような意味なので、この場合はこっちの言い回しじゃないとダメだ!という程ではありません。

■너 나랑 약속해야 돼.(君は僕と約束しないといけない。)

■오늘은 빨리 나가야 합니다.(今日は早くでかけないといけません。)

また~야지と~야 겠다という言い方もあります。~야지は「~しないと」という口語的な言い回しで、語尾に요(지요略して죠)を付けることで丁寧語としても使えます。~야 겠다も同じく「~しないと」という感じで、その内容が自分のことで未来的な意味合いが強い場合によく使う印象があります。

■오늘은 집에 있어야죠.(今日は家にいないとダメでしょ。)

■병원 가야겠다.(病院にいかないと。)

~であり:~며

「○○であり、××でもある」という言い回しをする際に使われます。並列というよりは、「~であると同時に」という添加の意味合いです。

■그는 너무 친절하며 관대하는 사람이다.
(彼はとても親切で、かつ寛大な人だ。)

■우리 누나는 내 누나이며 엄마같은 전제이었다.
(姉さんは私の兄弟でありながら、母のような存在だった。)

~に限って:따라

「普段とは違って」という意味を表す助詞です。一番よく使うのが、「오늘따라(今日に限って)」。とにかくよく使う言葉なので、これをそのまま覚えておきましょう。

◆오늘따라 비가 온다니.(今日に限って雨が降るなんて)

◆그날따라 그는 학교에 오지 않았다.(その日に限って彼は学校に来なかった。)

~ほど:토록

程度や数量に関して表す助詞です。「이토록(これほど)」「 그토록(あれほど)」はよく使う表現なので、このまま覚えてしまうとよいでしょう。

歌詞では、「영원토록(永遠に)」という表現がよく登場します。

このように、토록を使った言い回しは、ある程度よく使う用法が限られています。辞書的な意味合いを覚えるよりも、これらを例文なので使い方をそのまま覚えておくほうがよく理解できるはずです。

◆그토록 주의했는데.(あれほど注意したのに。)

◆영원토록 변하지 않는 내 마음(永遠に変わらない僕の心)

~しか:밖에

「これしかない」という限定の言い方です。名詞に付いて、「もうこれしかない」という限定された物について表現をしたり、動詞に付いて「これをやるしかない」という限定された行動を表現したりします。

名詞に付けるときは、そのまま付ければよいですが、動詞に付けるときは、~ㄹ 수밖에 없다や~는 수밖에 없다などの形を使います。

◆이거 하나 밖에 없어.(これ一つしかない。)

◆니 대산에 내가 갈 수밖에 없구나.(君の代わりに私が行くしかないのか。)

~のまま、とおり:대로

「その状態と同じく」という意味合いです。「이대로(このまま)」「그대로(そのまま)」などは非常によく使う言い方なので、このまま覚えると良いでしょう。

また「맘대로(思いのまま)」という言葉も非常によく出てきます。「니(君の)」や「내(私の)」と合わさって、「君の思い通り」「私の思い通り」といった意味で使います。

◆그대로 거기 있어.(そのまま、そこにいてね。)

◆항상 니 맘대로야.(いつも君の思い通りだ。)
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文章を作る助詞

もはや文章構文の一部として組み込まれている助詞ですが、一応助詞としての役割があります。「もうこの言い回しは知っている」という人も多いかもしれませんが、今一度助詞として意味を理解しておきましょう。

~て、~して:~고

動詞の後について、「これをしてから(次にこれをやります。)」のように物事の順序の意味で使われます。また、「これもして(あれもした)」という添加の意味でも使えます。

■밥 먹고 갈게.(ご飯食べて行くね。)

■공부 잘 하고 운동도 잘 해.(勉強もできて、運動もできる。)

~だと:~라(라고、라서)

~라は、色々なイディオムとしても使われる言葉で、よく自己紹介の例文である~라고 합니다で使われている~라고もこの助詞です。~라고で「~だと」という引用の意味~라서で「~なので」という理由の意味で使われます。~라だけでも、~라서と同じような意味合いで使われます。

■저는 마미라고 합니다.(私はマミといいます。)

■한국의 주도는 서울이라 한다.(韓国の首都はソウルという。)

■이제 밤이라서 집 갈게요.(もう夜なので家に帰ります。)

「~ではない」という意味の아니다と合わせて、~아니라なると「~ではなくて○○」という使い方で使われます。これは本当によく使う表現なので、このまま覚えてしまいましょう。

また그게 아니라という言い方もよく使います。「そうではなくて」という意味ですが、自分の意図していることがあまり相手に伝わらず勘違いされているときなどに、「そういうことじゃなくて、自分が言いたかった(思っている)のは…」という感じで使います。

■내가 아니라 니가 해.(私じゃなくてあなたがやってよ。)

■내가 싫어서 그래? ―그게 아니라…너 좋단 말이야.
(私のことが嫌いだからそうなの?―そうじゃなくて、君のことが好きなんだよ。)
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韓国語の助詞は多い!使えるようになると表現の幅が広がる

日本語と韓国語は、文法がほとんど同じなので、助詞の使い方も非常に似てはいますが、微妙に違う部分もちょこちょこあります。

助詞の使い方がとても似ているが故に、そうしたちょっとした違いを忘れてしまいがちですが、細かい部分を理解して使いこなせるかどうかが、韓国人っぽい会話ができているかどうかにつながります。

日本語同様、助詞を抜いて話せてしまう場合も多いですが、たかが助詞、されど助詞!しっかりと序盤のうちにマスターしておきたいところです!!

この記事を書いた人
もめん

■留学経験なし
■語学教室行ったことなし
■独学でTOPIK6級合格

0から一人で韓国語を独学し、TOPIK6級にも合格!
今では字幕なしでドラマも見れます。

お金をかけすぎず、ペラペラになれる韓国語の独学方法を伝授!

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