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ハングル能力検定とTOPIK(韓国語能力試験)のレベルの違いは?

ハングル能力検定とTOPIK(韓国語能力試験)のレベルの違いは?初心者向け

韓国語の勉強をしていると、耳にするようになるハングル能力検定と韓国語能力試験(TOPIK)。二つの試験はあることを理解していても、どのように違うのか、ちゃんとわかっていない人も多いのでは?

またどの急を受験すべきなのか、よくわからないですよね。今回は、ハングル検定とTOPIK、二つの試験を詳しく解説!受験すべき順序や、どのように違うのかなども解説します。

また私自身の受験経験から、問題の傾向などについても紹介していきます。

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ハングル能力検定試験とは?

ハングル能力検定試験とは?

ハングル能力検定試験は、韓国語を勉強する日本人を対象とした語学試験で、誰でも出願・受験が可能です。ハン検・ハングル検定などとも呼ばれています。

【概要】(詳細:ハングル能力検定協会 公式サイト

  • 年2回実施
  • 5級・4級・3級・準2級・2級・1級の順に難しくなる
  • オンライン申込可能・受験料あり
  • 隣接級の併願が可能
  • 2週間程度で結果発表

【受験料】

5級3,700円2級7,000円
4級4,200円準2級6,300円
3級5,300円1級10,000円

※併願の場合の受験料

4級・5級7,400円準2級・2級13,100円
3級・4級9,000円2級・1級16,800円
3級・準2級11,100円

一つの級ごとに1度試験を受ける仕組みで、5級と4級、3級と4級など、前後になる二つの級を同日に受験することが可能です。数字が小さくなるほど難しくなります。

ハン検は、オフィシャルの対策本や過去問集、専用音声ペンもあり、勉強をサポートしてくれるコンテンツも充実。サイトでは、受験者の方へのインタビューなども掲載されています。

オンラインでは、超初心者のために入門テストも実施しています。

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TOPIK(韓国語能力試験)とは?

TOPIK(韓国語能力試験)とは?

韓国語能力試験は、韓国における大学や企業が唯一採択する韓国語およびハングルの資格試験です。TOPIKとも呼ばれています。

【概要】(詳細:韓国語能力試験 公式サイト

  • 年4回実施
  • TOPIKⅠとTOPIKⅡの二つの試験
  • 初級(1級・2級)・中級(3級・4級)・上級(5級・6級)の順に難しくなる
  • 出願はオンライン申請のみ
  • 1か月半程度で結果発表

【受験料】

TOPIKⅠ5,000円
TOPIK Ⅱ7,000円

TOPIKは、試験としてはⅠとⅡの2種類の難易度です。それぞれの試験で取得できた点数に応じて、Ⅰでは1級または2級、Ⅱでは3級から6級に判別されます。

韓国でも韓国語力を示すことができる試験であり、留学や就職などにおいても有利に使える資格です。また韓国語能力試験の6級に合格すると、通訳案内士(日本政府観光局)の韓国語科目試験が免除になります。

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ハングル検定とTOPIKの違いを比較

韓国語力を測るという点では、同じようなものですが、試験回数や問題傾向など、細かな点が異なります。特に外部機関に韓国語力を示すために取得を考えている場合は、注意しなければならない点もあります。

それぞれの試験の特徴や違いを知っておきましょう。

年間における実施回数

ハン検とTOPIKでは、1年あたりの試験開催回数が異なります。具体的な日時は、毎年曜日に合わせて違うので、詳細は公式サイトで確認しましょう。

■ハングル検定:年2回(春6月・秋11月)

■TOPIK:年4回(春・夏・秋・冬)

対象者と目的

それぞれ、誰でも受けられる試験ですが、厳密に言うと試験対象としている人が異なります。

■ハングル検定:韓国語を学ぶ日本人

■TOPIK:韓国語を学ぶ外国人すべて(世界97か国で実施)

ハングル検定は、日本人向けなので、試験問題の文章は日本語です。国内では一定のスキルの照明となりますが、韓国では参考程度。オフィシャルな資格としては、あまり認められない可能性が高いです。

対してTOPIKは、日本人に限らず、すべての国の韓国語学習者を対象にしています。そのため、問題文も韓国語。TOPIKは韓国でも、語学力を示す資格として認められており、留学や就職時には有利になります。

またTOPIK6級を取得していると、通訳案内士(日本政府観光局)の韓国語科目試験が免除になるメリットもあります。

出題される問題形式と傾向

基本的な問題構成は、聞き取りと読解の二つに分かれています。

ハングル検定・聞き取り
・筆記
TOPIK・聞き取り
・読解
・筆記(作文)

大きな違いとしては、TOPIKⅡにおいて、長文の作文問題がある点です。自分で一から文章を書く問題があり、最後の問題は、自分の意見などを長文で記述しなくてはなりません。

この作文問題では、語彙や文法の使い方が見られており、より難易度の高い文法を使用する必要があります。ハン検は、上級で短文の韓国語訳文章を書く問題があるものの、このような長文作成はありません。

しかし、ハン検では、ことわざやイディオムを問う問題が多く、普段あまり使わないような表現が問題として出てくる可能性が高いです。また発音変化を表記を問う問題や単語のスペルを問う問題など、正しく言語を理解しているのか問う問題が多い傾向があります。

合格資格の有効期限

二つの試験の合格資格の有効期限は以下の通り。

■ハングル検定:有効期限なし

■TOPIK:取得から2年

ハングル検定は、有効期限がないため、1回取得すればいつでも能力を示すことが可能です。

対してTOPIKは、取得から2年間の有効期限があります。特にTOPIKは、留学や就職などで使う機会があるものなので、必要なタイミングで取得資格を維持できているかもチェックしておかなければなりません。

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ハングル検定とTOPIKはどっちを受ける?順番は?

ハングル検定とTOPIKはどっちを受ける?順番は?

二つの試験の違いがわかったところですが、気になるのは受ける順序。それぞれ、どの級が同等なのか、自分は何を受けるべきか、迷ってしまいますよね。

そんな気になる各試験・各級のレベルを、押しなべて考えてみましょう!

レベルに合わせてどっちも受けよう

ハングル検定とTOPIKは、目的も問題傾向も若干違います。つまり、対策方法や勉強内容も若干ことなるということです。

なので、「どっちかを受ければいい」とか「どっちを受けたほうがよい」というものではありません。大前提として、自分のレベルに合わせて、どちらも受けることをおすすめします。

それぞれの勉強を通して、より幅広い韓国語力を身に付けることができますよ!

留学や就職目的ならTOPIKは必ず受けよう

韓国の大学への留学や、韓国での就職時には、大抵TOPIKのレベルを提示する必要があったり、満たさなければならない試験レベルが設定されていたりします。

もし留学や就職を目指している人であれば、TOPIKは必ず取得した方が良いでしょう。TOPIKは、韓国でもその語学力を客観的に提示できる試験です。

このような予定や目標がありながら、ハングル検定しか持っていないとなると、とても不利です。1年の間に受験できる回数も限られているので、即刻受験を検討しましょう!

ハングル検定とTOPIKを受ける順序の目安

ハングル検定とTOPIKにおけるそれぞれのレベルと受けるべき順序の目安をまとめてみました。ちなみに、各級の合格ラインは以下のページで確認できます。

ハングル検定:ハングル能力検定 公式サイト 各級レベルと合格ライン

TOPIK:韓国語能力試験 公式サイト 評価基準

TOPIKとハングル検定_受ける順序の目安

ハングル検定は、級ごとに一つずつ試験を受けますが、TOPIKの試験はⅠとⅡの二種類。それぞれの試験の中で取れた点数に応じて、合格級を決める感じです。

受ける順序の要点をまとめるとこんな感じ。

  • まずはハン検5級または4級から受ける
  • ハン検4級が受かったら、TOPIKⅠを受ける
  • TOPIKⅠで2級に受かったらハン検3級を受ける
  • ハン検3級が受かったら、TOPIKⅡを受ける
  • TOPIKⅡで6級に受かったら、ハン検2級や1級を受ける

ちなみに私は、以下の通り、受験をして合格を取得しました。

  1. ハングル検定4級と3級をまとめて受験・合格(独学1年目)
  2. TOPIKⅠ(2級)を受験・合格(独学1年目)
  3. TOPIKⅡ(6級)を受験・合格(独学10年目)

TOPIKⅠとⅡの間は結構空いており、この間はあまり試験を受けていませんでした笑 この間にだいぶ韓国語はできるようになっていましたが、試験を受けていなかったので、対外的に示せるようになるため、すぐ受けてTOPIK6級を取得したという感じです。(あまり参考にならない経歴ですいません…)

私の経験から言うと、初心者でもハン検4級から目指せばよいということと、ハン検3級がとれればTOPIK2級も余裕で取れると思われます。

独学2年目以降にハン検準2級の勉強をしていましたが、ことわざやあまり使わない文法が多く、知識がおよばなった印象があります。結局ハン検準2級を取ることはなく、TOPIK6級を取得しましたが、今でもハン検準2級は取れる自信がありません。笑

ハン検は、知らなくても日常会話に支障がないことわざや難しい文法が多い気がします。なので、上級になるにつれて、特化した勉強が必要だと思われます。

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ハングル検定やTOPIKを受けるメリット

ハングル検定やTOPIKを受けるメリット

語学資格を取得していると、外部にその実力を示す根拠となるのが、一番のメリットですが、それ以外にもメリットになる点があり、資格を使う具体的な機会がない人でも、受験をおすすめしたい理由でもあります!

自分の力を伸ばしたり、試したりするのに、とても有効なので、受けたことがない人はぜひ受験してみてください!

基本的な韓国語力を養える

特に韓国語の超初心者や初心者であれば、試験勉強をするだけで、基本的な韓国語能力を養うことができます。それぞれの試験は、どちらも合格のためには、基本的な文法や単語など、韓国語に対する一定の知識が必要です。合格を目指して勉強しているだけで、このような基本的な知識を会得できるというわけです。

「趣味での勉強だし、特に試験を受ける意味はないな~」と考えている人はちょっと待って!特に目的がなくても、基本的な韓国語力に不安があるようであれば、受験をおすすめします!

もし、本当に受験しないとしても、参考書などを購入して、受験勉強をしてみるだけでも十分プラスです。ぜひ、本屋さんなどで対策本を見てみて、どんな問題があるのか確認してみましょう・

モチベーション維持につながる

語学の習得には一定の時間が必要です。しかも多くの人は、仕事や学校、家事など普段の生活をおこないながら韓国語の独学を進めていますよね?忙しい日や疲れた日には、勉強が難しくなってしまい、そんな日が続くと、やる気がなくなってしまいます。

つまり、語学においてモチベーションの維持も立派な勉強の一部です。自分の中でモチベーションを維持するのは本当に大変。なので、外的要素に頼ってみてもいいのでは?

ハングル検定やTOPIKは、試験日時も決まっており、お金を払っているし、勉強しなければ、もちろん落ちます。こういうプロセスの中にあえて身を置くことで、一定のモチベーションを引き出す助力になるはず!もちろん、受かればさらにやる気も増します!

「ちゃんと韓国語を習得したい!」と思っている人は、自分の韓国語力を測る意味でも、ぜひ受験してみましょう!

対外的に韓国語力を示す根拠になる

自分の韓国語力を示してくれるものは、これらの試験結果しかありません。留学したいという場合や、韓国で就職したいという場合には、これらの試験の合格基準が設けられていることもあるでしょう。

そこまででなくても、「どれくらい韓国語ができますか?」と聞かれたときに、明確に「これくらい」と伝えられるのは、これらの試験結果しかないのです。

自分が韓国語を多少できるようになったとしても、その実力を示すものがなければ、証明することはできません。韓国語を使って何かをしたいと将来的に考えるのであれば、ぜひ試験を受けておくと良いでしょう。

就職に役立つ

ハングル検定やTOPIKは、履歴書に記載できる語学資格です。韓国で就職したい人はもちろんですが、そうでない場合でも、役立つ場合があるかもしれません。

韓国と取引がある会社、韓国に支店がある会社、韓国企業の支社、などなど、近い国である分、ビジネスで関わりを持っている企業も多いです。

今すぐにでなくても、いずれ韓国語を活かして仕事をしたい場合には、これら資格の取得が絶対役立ちます。持っているだけで、何かの折に、韓国関連の仕事ができるチャンスがあるかもしれません。

韓国語を趣味で終わらせたくない人は、絶対に資格を取得しておくべきです!

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ハングル検定とTOPIKはレベルや目的に若干違いがある!

ハングル検定・TOPIK受験のイメージ

韓国語学習をするなら知っておきたいハングル検定とTOPIK。二つの試験には、目的とレベルに若干の違いがあるため、どちらがより良いというよりは、目的に合わせて受けるというイメージが良いかと思います。

どちらの試験にも言えることですが、合格することだけでなく、合格するための勉強が基礎的な韓国語力を上げてくれると言えます。また合格することで、またモチベーションを上げたり、維持したりできるというメリットもあるはず。

特に初心者の方にとってはいい腕試しにもなるし、韓国語の基礎力を総体的に上げるトレーニングにもなるので、受験をおすすめしたいです。その資格が何に使えるのかをあまり気にせず、自分の力を試す気持ちで気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか!

この記事を書いた人
もめん

■留学経験なし
■語学教室行ったことなし
■独学でTOPIK6級合格

0から一人で韓国語を独学し、TOPIK6級にも合格!今では字幕なしでドラマも見れます。普段はフリーランサー。趣味はK-POPと韓国ドラマ、スノボとお酒♡

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