韓国語は難しいから独学は無理かな…?
そんなことないです!私は、留学なし・語学教室なしで、韓国語を話せるようになりました!独学ですが、韓国人と雑談もできるし、旅行なんて言語的な不自由はありません。
日本語に似ている言語でもある韓国語は、独学でも十分習得できる言語ですが、勉強方法などによっては、習得が難しく感じられることも、もちろんあります。
そんな韓国語の難しさや、独学の無理加減について考えてみたいと思います。さらに「もう独学なんて無理!」と限界を感じてしまった場合の対処法についても紹介します!
韓国語の独学が難しくて無理と言われる理由
韓国語の独学が難しいと言われるのはなぜなのか、考えてみました!韓国語に限らず、語学を独学で習得するのは難しいもの。
しかし逆に言えば、それをクリアすれば、独学の難易度も下がるかもしれません!
◆ちなみに、韓国語の習得までにどれくらいの期間がかかるのか気になる方は、こちらの記事も!
偏りのある勉強になりがちだから
韓国語を習得するにあたっては、色々な力が必要です。
文字を読む力、聞く力、しゃべる力、語彙力、自然な文章を作る力など、いろいろな”語学力”がありますよね。
これを効率的な順序かつ、まんべんなく勉強することで、総体的に韓国語力が付いていきますが、独学だとそれが難しい…!
何から勉強すればいいのか、まずよくわからないし、勉強が進んでも自分の好きな勉強法や勉強内容に注力してしまいがち。
自由に勉強をしてみたら、「知識はあるけどしゃべれない」「語彙力はあるけど、発音がうまくなくて伝わらない」といったもったいない事態になりがちです。
これでは、なかなか習得できたとは言いにくいですよね…
◆以下の記事では、私の経験を基に、独学で習得するための勉強法をまとめています!
勉強の順序ややり方に迷っている人は、ぜひ以下の記事も参考にしてください^^
会話の練習が不足しがちだから
勉強が偏ることにもつながりますが、独学だと圧倒的に会話の練習が不足します。特に日本人は、書く勉強に注力する人が多く、スピーキングやリスニングを後回しにしがち。
さらにさらにスピーキングは、機会がないこともあって、本当に練習が不足している人が多いのです。
韓国語を勉強するゴールは、やっぱり韓国人と韓国語で会話できることですよね?独学だからこそ、「会話」にフォーカスした勉強をしなければならないのです!
日本での独学では、どうしても韓国人と会話する機会を作りにくく、結果あまり話すことができず、”習得できていない”状態になりがちです。
モチベーションが続きにくいから
韓国語がいくら簡単といえど、1年くらいはしっかりやらなければなりません。
しかも、1年くらいで「多少話せるようになったかな~」と思っても、まだまだ聞き取れないことや伝えきれないことも多いでしょう。
一人で勉強していると、なかなか成果を感じる機会も少なく、モチベーションが下がりがちに。
しかも趣味で勉強している人は、切迫された環境でもないため、疲れたり忙しかったりすると、やる気が出ないことも多いでしょう。
一人で独学していると、プラスの影響もマイナスの影響も感じにくく、モチベーションの維持も大きな課題になります。自分でやる気を維持する工夫が必要です。
疑問を解決できないから
独学だと、気軽に質問できる人がなかなかいません。わからないことや疑問があっても、教えてくれる人がいないということです。
アドバイスもしてもらえないので、自分のスピーキングや発音を磨くチャンスもなくなってしまいます。
「これでいいのかな?」と感じることが多く、それが原因が上達を感じられなかったり、モチベーションが下がったりしてしまうことも。
誰かからのアドバイスや教えが欲しいと思う人は、そんな機会や人を探したり作ったりする必要があるでしょう。
日本人にとって韓国語が難しいと感じる要因
実際に日本人が韓国語を難しいと感じるポイントはあります。しかもそれは大体決まっているんですね!
難しい要因を理解しておけば、対策も考えられるし、モチベーションが下がらずに済むかも。
そこでつまいづいちゃっていても、みんなつまづいているので、全然焦ることなんてないんです!笑
ハングル(文字)に馴染めない
元も子もないですが笑、韓国語の文字、つまりハングルでつまづく人って多いんです!
記号のように見える新しい文字だから、馴染みがないのはもちろん、本当に0からスタートなので、面倒くさく感じるんですよね!笑
私もそうでした…新しいことだらけのスタートなので、本当にやる気が削がれます…
だけど!ハングルって種類が少ないんです!ちゃんと終わりがあります笑
ハングルはすべての始まりであり、基本。
ここでのポイントは、カタカナで音を覚えないこと!カナルビ(ハングルの読みをカタカナで振ったもの)は、あくまで発音のイメージであり、正確な発音ではないので注意!
二重母音や発音変化が難しくて挫折する人も少なくないと思いますが、最初はざっくりでOK。
勉強を進めていけば、自然に何度も出てきます。それを繰り返していると、だんだん理解できてくるので、挫折する前に、次の勉強に進んじゃいましょう!!
韓国語の発音が難しすぎる
韓国語には、日本語にない発音が結構あります。また、日本人が意識せずに口にしている発音が、韓国人にとっては複数種類に分けられるなんてことも。
それが故に、韓国語の発音は日本人にとって課題になりがち!うまく発音できないと、韓国人にも伝わらないので、やる気や自身も無くしてしまいがちなポイントです。
上手に発音するポイントや勉強のコツは、単純ですが、以下の通りだと考えます。
まず、正しい発音がわからないと、自分も発音できません。とにかく本場の発音をたくさん聞いて、理想形を知ることが第一歩。
また正しい発音を出すための原理も理解しておきましょう。その上で、韓国人をとにかくマネてマネまくる!!
韓国語の聞き取りが難しすぎる
発音が難しいことにも通じるのですが、聞き取りも同じく難しい!
日本語にない発音がたくさんあるので、違いがわからないのはもちろん、発音変化によって知っている単語もわからなくなることがあります。
聞き取りは、まず耳を韓国語に慣らすことが重要です。
シンプルですが、どれだけたくさん聞いたかが、そのままリスニング力に反映します。
韓国で暮らしているかのように、テレビや音楽などとにかく韓国語のもので満たし、耳が韓国語に触れる時間を増やします。
さらに音声を聞きながら、そのスクリプト(ハングル)を読む勉強がリスニングには効果的!
などがこれにあたります。何を話されているのか読みながら聞くことで、発音変化などで形が変わった単語も音で理解できるようになります。
韓国語での自然な作文ができない
ある程度韓国語ができるようになっても悩むのが、韓国人らしい文章の作り方。
自分で作文してみても、独学だと添削してくれる人がいないので、これで合っているのかと悩んでしまうことも多いでしょう。
韓国語の作文に関してはポイントがあります!コツは、自分で文章を考えないこと!笑
「え!?」って思うかもしれませんが、韓国人らしい文章を作りたいなら、韓国人が使っている構文をそのままマネして使えばいいんです。
1から自分で文章を考えると、日本人丸出しの文章になりがち。
ドラマやバラエティ、実際に会った韓国人など、ネイティブが使っている話し方の中で、よく出てくる文法やフレーズがあります。
これをストックして、それぞれの状況に合わせて、単語を変えるだけ。
このストックの引き出しをたくさん持っておけば、自分で1から文章を考えなくても、そのときに合った引き出しを引っ張ってくればいいだけなんです。
会話するときには、自分の頭の中でなるべく早いスピードで、韓国語作文していかないといけないのです!
相手がいなくても、普段から独り言のように言いたいことを韓国語で考える習慣を付けておくと、スピーキングの練習にもなるのでおすすめです。
韓国語の難しさを乗り越える方法
もちろん多少の難しさはあるものの、一人で克服できないものでもありません!少しの工夫や意識で、俄然勉強の効率は上げられるし、上達していきます!
韓国語の難しさを克服するための、具体的な方法を紹介していきましょう!
”楽しい”勉強を心がける
いくら好きでも興味があっても、語学力の伸びを感じられなくなってくると、だんだんイヤになってきます。笑
だからこそ、楽しく勉強できることが大切です!ポイントとしては、自分の好きなことと紐づけること!
こんなふうに「そもそも自分が興味あるもの×韓国語」を意識してみると、各段に頑張れるようになります!
テキストや試験の文章なんて面白くないし、ずっと続けているとほんとつまんなくなります。笑 自分が楽しくなれる韓国語勉強を工夫してみましょう!
また忙しい人ほど、通勤・通学やランチタイムなど、ちょっとしたスキマ時間を勉強に充てられるよう工夫するのもポイントです!
リスニング・スピーキングに力を入れる
日本人はそもそも語学勉強をするにあたって、リスニングやスピーキングを後回しにしがち。
独学だとさらに韓国語で話す相手もなかなかいないので、さらにおろそかになりがちです。
独学だからこそ、リスニングやスピーキングの勉強を意識的に取り入れるようにしなければなりません!
じゃあ、どうやってリスニングやスピーキングを練習すればいいの?と思う人は、まず以下の方法を試してみて下さい。
普段からK-POPや韓国ドラマで韓国語に耳を慣らしながら、音声を聞きながらそのハングルを読む練習がリスニングには効果的!
スピーキングとしては、普段から独り言のように韓国語で作文するクセを付けながら、実際に韓国人と会話できる機会を作る努力が必要です。
また普段から韓国ドラマやバラエティなどを積極的に見て、よく登場するフレーズや言い回しをストックしておきましょう。
会話練習できる場を探す
スピーキング練習はやはり一人ではできません。実際に韓国人と話す機会を積極的に作ることがポイントです。
独学だと友達も先生もいないので、話し相手を見つけるのはハードルが高いと感じがちですが、以下のような方法で会話練習をすることができますよ!
上から順にお金がかからない方法です。なるべく予算をおさえたい人は、近隣で行われている日韓交流会を探してみたり、アプリを活用してみましょう。
少しお金を出せるなら、スキルマーケットやオンライン専門の韓国語教室でレッスンを受けてみるのも良いでしょう。単発で授業を受けられたり、通いよりも費用が安い場合が多いです
スピーキング力を磨く以前に、韓国人相手に堂々を韓国語を使う度胸が必要だったりします。
それは、やはり韓国人と話すことでしか養われない部分なので、積極的に実践の機会を作る努力をしましょう!!
韓国人の友達を作る努力をしてみる
教えてくれる身近な韓国人が欲しいなら、韓国人の友達作りも考えてみましょう。
スピーキングの練習相手になってくれたり、韓国語勉強の疑問に答えてくれたりするので、勉強もさらにはかどるでしょう。
アプリや日韓交流会は、日本語を学びたい韓国人がたくさんいますので、知り合うこと自体は結構簡単です。その後、仲がどれくらい長続きするかは、その人次第ですが、日本にいながらでも独学でも十分に友達作りができると思います!
もちろん、友達の友達を紹介してもらうとかもいいですよね!ただし、日本人女性を恋愛的な目で見ている韓国人男性も少なくありません。
親しくない人にいきなり恋愛目的で近づかれるのが嫌な人は、「恋人は求めていません」と先に宣言しておくか、女性の韓国人の友達を探すなかなど、自分で自分を守ることも必要かもしれません。
もう限界!そんなときはどうする?
韓国語、全然うまくならなくて、もう限界!やりたくない…。
と、感じてしまうこともあるでしょう。でもそこで諦めちゃうのはもったいない!
ただ今だけ、つらく感じていたり、やる気が出ないだけで、少ししたらまたやる気が出てくるかもしれません。
限界を感じたら、こんなことをしながら、自分のやる気が出るのを待ってみたり、気持ちを変える工夫をしてみるのがおすすめです!
低いやる気でできることをする
やる気がなくなっちゃっても、とりあえず韓国語から離れないでいるのがおすすめです。韓国語から離れてしまえば、それだけ上達も遠くなってしまうから。
またやる気が出たときに、少し後退したところから再スタートする感じになってしまわないように、せめて現状を維持できるように意識してみませんか?
とにかく「やる気!」というやる気がなくても、できることをしてみましょう。
こういうことだったら、受け身でもできますよね!しかも内容が好きだったりおもしろければ、韓国語がどうとか関係なく、続けられそう…!
とりあえず見てる、とりあえず聞いているだけでも、効果はあるので、こんなやる気がなくてもできることを探してやってみてほしいです^^
新しい勉強法にトライしてみる
今までの勉強法に飽きちゃっているのかもしれません。同じことの繰り返しにやる気が削がれている可能性もあります。
勉強といっても机に向かうだけではないし、テキストを読むだけではありません!
などなど。今までやったことがない&好きな物をかけ合わせた勉強法を考えてみましょう!
好きなことや好きな人に関わる内容だったら、もう少し頑張れるかも…!新しい勉強方法が見つかれば、またやる気が出てくるかもしれませんよ!
日韓交流会に行ってみる
近隣に韓国人と交流できる会がないか探してみましょう!安い参加料で参加できるのは日韓交流会のいいところ!
韓国語が全然できなくても大丈夫な会もあるので、自分のレベルのことは置いておいて、日韓交流会が近くでやっているのであれば、ぜひ参加してみてください!!
自分の韓国語は韓国人に伝わった!!
言いたいことが上手く言えなくて悔しかった…
など、実際に韓国人と話していると、うれしい気持ちや悔しい気持ちなんかが生まれ、それがやる気につながります!
同じく韓国語を学んでいる日本人の人と会うのも刺激になるでしょう。やる気がなくなっちゃっているときこそ、いろいろな人に会って、刺激を受けるのがおすすめです。
韓国語教室の体験を受けてみる
韓国語教室に行ってみるのも、いい刺激になるでしょう。もちろんいきなりまとまったお金を出して教室に入るのはハードルが高いので、まずは体験レッスンを受けてみるのはどうでしょうか?
通いの教室はもちろん、オンラインレッスンでも、体験できるところは色々あります。
人に教えてもらったり、自分の韓国語にアドバイスをもらったり、新しい刺激を受けると、やる気が戻ってくるかもしれません。
通いの教室であれば、他の日本人生徒さんとも出会うことができ、友達になれるかも…!
実際に韓国語教室に入るかは置いておいて、授業を受けてみると、色々な面でいい刺激になり、新しい発見もあるはずです。
◆韓国語教室の体験レビューは、以下のページで紹介しています。
どの教室を受けようかなと迷っていたり、どこで体験ができるの?と思っている人はぜひこちらも参考に!
韓国語の独学は無理じゃない!難しいけど頑張れば習得できる!
韓国語は、いろいろな言語の中では比較的簡単で、日本人が習得しやすい言語であることは間違いないです。
もちろん難しいポイントもありますが、それはどの言語にもあること。難しいポイントと乗り越え方を分かっていれば、あとはやるだけです!
多少の難しさはあるものの、やれば絶対習得できます◎
語学は継続が本当に大事!難易度を考えて悩むくらいなら、とにかくやってみましょう!続けられるように、自分が楽しく勉強できる工夫も必要です。
もちろん語学学校など誰かの手を借りることで、勉強がスピードアップする面もあります。
最近ではあまりお金をかけずとも、本場の韓国人に教えてもらえるサービスも増えています。
自分の予算に合わせて、便利なツールやコミュニティを駆使することは、語学スキルの上達はもちろん、自分のモチベーションアップにもつながるのでおすすめです!
「韓国語を独学できるのか…」と悩んでる人、…できます!なので、とにかく初めてみてください!笑